Pure Soul
何不自由のない旅だな だけど何か満たされぬ
そんな夜もあるだろう そんな夜もあるだろう
何を恐れているのかも 分からず君から逃げた
必死でつかもうとしている 君の手は大きな意味を
明日に投げ出したとしても 逃げられない現実もある
戦いの暮らしの中で 避けられぬ命題を今
背負って 迷って もがいて 真夜中
「答え」を探している 手探りで
決断の時は訪れ この戦いが今終わった
共に見た数々の夢を追いかけ汗を流す仲間だったな
頼りなく駆ける少年を 振り返る自信すらなく
擦り切れた若さの残り火 この胸にくすぶらせている
「未だ 気持ち分からず」
「アルベルトへの愛しさを 今ひとつつかめずにいるの」
と私がふいにボヤいても それはアルも同じだろう
細やかな気遣いの為に いくばくかの情が芽生えた時
シフを大事にするよなんて そんなこと言わないでおくれよ
独りにはなりたくないと 泣き濡れた夜もあったな…
あの日々の2人がなぜに こんなにも愛しく見える
ずいぶん遠くへずっと遠くへ
2人肩を並べて歩んだけれど
こんな気持ち何なのか分からず いつか分かってゆくだろう
共に歩いた アルベルトのこと
私はどう思っているのか
もう分かる解答の果てに 悩みぬく私自身は何故?
平凡で質素なくらいの言葉でも 愛してると伝えて欲しい
アルベルトのこと 見つめつづけてたい いつまでもずっと
こんな気持ちは初めてだったから
夜明け前独りで街を歩いた 過ぎ行く季節 時間
想いとまどい全てに気づいて欲しくて
夢見てた時は訪れ アルベルトに呼び出される
「今いる自分を支えてくれたシフ ずっとずっと好きだったんだ」と
幸せな毎日の中で もっと素直に生きてゆけと
少しだけ勇気を出して答えてみる やっとつかんだ幸せの空
アルの優しさに触れたとき 何故か思い出すことがある
初めて人を愛すること 教えてくれたアルベルト 信じて…