ノーラ×カタリナ

Amazon.co.jp通販サイト

DEAD　END

「私、ミカエル様のことが好きだったの」

突然カタリナが言い出した。

ローラは驚いた顔してカタリナを見つめる。

いきなり何を言い出すんだろうといった顔をして。

「どうしたの？カタリナ」

聞くとカタリナは笑顔で

「でも今はローラだけだから・・・。私が旅してるきっかけってミカエル様なの。

ミカエル様から授かったマスカレイドを奪われたから旅してるの」

「そうなの・・・」

そう言うとローラはカタリナを抱きしめた

そして目を閉じた。

そんな思い事実を知ったローラは知らず知らずの間に涙していた。

「ローラ・・・」

「ごめんね、ローラ・・・でも隠しておけなかったの、ローラにだけは知っておいて欲しかったの」

「そうよね・・・ごめんね・・・カタリナ・・・」

「いいわよ、ずっと傍にいるから」

そしてふたりは抱き合っていた・・・

「カタリナを私だけのものにしていい？」

「え？」

そう言って振り向くとローラが斧をカタリナに向けて振り下ろした！

血しぶきが舞ってカタリナは床に倒れ込んだ。

そして自分自身も斧で首を切り落とした・・・

おとりよせ