君と始めて出会った日


何でだろう 無敵と思っていたあの日

僕の年齢じゃ 僕に勝てる人などいないと


突然碁会所の扉が開いた

僕と同じ年齢の少年だった

彼は僕と対戦したいと言ってきた


彼は僕と同じ実力 もしくはもっと上なのか

でも囲碁界で僕を知らないなんて

相手になるのか 打ってみなくちゃ分からない!


彼の実力がそれだけあると見込んで


...嘘だ 誰か嘘だと言ってくれ!

こんな こんな負け方

完全な僕の負けだ


この日から僕は 君を追いかけ続けた